つれあいにモノ申す・・・夫から(その②)・・・
女房というのは何くれとなく世話してくれて、世の中で最も自分に尽くしてくれ
るものだと思っている者が多いが、それは大きな間違いだと言う人がいます。
亭主を常に監視し、世の中の常識や倫理の権化みたいな顔して常に批判の目を
向けている大敵なんだ、そうです。味方なんかじゃなくて、城内に入り込んで
くる敵なんだそうです。
その証拠に常にその敵と対峙して緊張しているので呆けないでいるが、女房に
先立たれた男は、敵がいなくなって緊張が弛緩するから、すぐ呆けてしまう。
と「三浦朱門」は「夫婦は死ぬまで喧嘩するべし」の本で述べています。
確かに、緊張がなくなるとまたたく間に呆けると言われています。
(その意味では女房に感謝しなくては・・・・・・?)
男は愚か者だから俺は城主だと思っているが、城主はまぎれもなく女房です。
男はそこで一宿一飯の恩義を蒙る
旅がらすなんですね。
社会的に成功した男こそ、家に帰っても城主であろうとするから喧嘩になり負ける
のです。
(愚痴にならぬように、頑張って生きつづけたいものです)
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