素晴らしい絵本「ヤクーバとライオン」
大人にも勧めたいすばらしい絵本の紹介
勇気とは何だろうか。いじめられている子を守ってやる勇気、戦場で闘う勇気。
この本の舞台はアフリカの奥地の村。柳田邦男氏の訳の絵本です。
アフリカの少年たちは、ライオンを仕留めて一人前と認められる。ライオンを殺す
のが勇者か殺さないで気高い精神の持ち主なのか、選択の分かれ道です。
終わりのない報復の殺し合いが続いていく、その循環を断ち切るにはどうすれば
いいか?
日本の社会に目を向けると、いじめられた子が復讐の事件を起こす。
虐待された子がやがて虐待する側にまわる。この悪循環を断ち切りたい。
この絵本のメッセージを大津事件など考えさせられ、本質を伝えられるものです。
一読を勧めます。 発行所
「講談社」ヤクーバーとライオンⅠ勇気より
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