昔話が語る子どもの成長・小澤俊夫氏

六地蔵&六地蔵の女房

2013年03月23日 20:14

     

本日午後2時より、浜松市浜北区のなゆた・浜北3階大会議室で開催された

平成24年度 浜松市子ども読書推進講演会

「昔話が語る子どもの成長」  

講師 小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授  小澤 俊夫 氏

に行ってきました。約200名の参加者でした。

尊敬している小澤先生のお話しに、目で見るのでなく耳で聞くものの理論に納得

子どもが日々成長する=未知の世界に入ること。(未知の世界は不安)

気に入った本を何度も何度も「読んで!」と持ってくるのは、もう知っているものと

又、出会いたがっている、安心して、又、前に進むこと

図書館で、何度も同じ本を借りたがるのは、親友に会った気分

子どもが熱中したら、徹底して満足するまでやらせる大切さや、子どもが熱中して

いることを認めて伸ばしてやることの大切さを学びました。

親の趣味を押し付けたりしない・・・子どもは無限の可能性を持っている

               

小澤氏は、「うまかた」「白雪姫」等をを実例として3つの大事なこととして

 ①子どもの成長  ②自然の姿(人間と自然の関係) ③命とは何か

参加者にとてもわかりやすく解説してくださいました。

また、子どもの育て方として、絶対に他の子と比較ししてはいけない

2歳でもうしっかりとプライドがあるので、傷つけてしまう・・・

違いは認めるけど、比較してはいけない。。。

そして、最後に「生の声で、昔話を聞かせるようにしてください」

参考になる内容がぎっしりで、参加して本当によかったと思いました。


関連記事