歌を忘れたカナリヤ・・・本当に悩んでいる人

六地蔵&六地蔵の女房

2014年09月29日 06:00

  

童謡を歌う会で唄っていると、いろいろ勉強になります。

きれいに歌っている籠のカナリヤが啼かなくなりました。

子どもたちは、お母さんどうしましょう ?

こんなに歌わないのなら、ムチでぶってやりましょう。

棄てちゃいましょう。埋めちゃいましょう。

と言ったら、母親は籠のカナリヤを見て静かに言ったそうです。


「人間でも、鳥でも、獣でも、誰にも仕事の出来ない時があります。

こういう時、私たちは大目に見てやらなければいけません。

他の人には怠けているように見えても、本人は分からないことで

苦しんでいるかもしれません。」


この母親の優しい言葉のあと、カナリヤは今まで以上に美しい声

で唄い出したそうです  

童謡から人生訓を学びました。

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