トキワマンサク北限群生地(湖西市)

六地蔵&六地蔵の女房

2016年04月22日 21:07



先日、ハイキング仲間の皆さんと湖西市のトキワマンサク

群生地に出かけてきました。

民家の立ち並ぶ道を進むと、大きな木の枝のに雪が降った

ように可憐な白い花が一面に咲いていました。



このトキワマンサクは、昭和52年に静岡県指定天然記念物に

指定されたそうです。



《以下、説明看板より

トキワマンサクは、「マンサク科」に属する常緑小高木で、

4月中・下旬に花が咲く。この花のよく咲く年は、豊年になる

ともいわれる。下向きに黄白色で糸状の花弁の花が群がり

咲く様は風情がある。

現在、トキワマンサクの群生地は、熊本県小岱山と三重県

伊勢神宮及びこの湖西市の3ヶ所で発見されているのみで

ある。

特に湖西のものは日本最大の群生地であり、この種の分布の

北限にも当たる極めて貴重な生育地である。》



黄白色とは対照的に、ベニバナトキワマンサク は紅紫色の花を

咲かせ、葉が赤紫になる「銅葉」と緑色の「緑葉」があるそうです。

時々散歩で通る保育園の生垣には、「銅葉」が植えられており、

現在、見頃で鮮やかな花が咲いています。

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