


知らなかった蛍の光の歌詞・3番、4番
2014年03月07日

卒業式が近づく季節になると「蛍の光」や「仰げば尊し」の歌を思い出す。
もっとも今ではこの2曲を両方歌う学校は、少なくなってきています。
作詞者不詳ながら、原曲はスコットランド民謡の「久しき昔」とされていた。
(黒鍵だけでひける、ファとシがないヨナヌキ音階です。)
自分が「蛍の光」を教えていたのに、3番、4番があることを知らなかった。
勉強不足で恥ずかしいかぎり、原題は「蛍」だったことも知りました。
杉(過ぎの戸)や一言(人海)に、などかけことばを用いたほか、万葉集時代の
古語でもある「かたみに」=「互いに」や「さきく」=「無事に」を使う工夫があり、
とても勉強になりました。

終戦後に、歌詞内容に問題ありと三番以降が歌われ
なくなったことにもよりますが・・・・・ 紹介しますと・・・・・
「蛍の光」3番・4番の歌詞
3、筑紫のきわみ、みちのおく、 海山とおえく、へだつとも
その真心は、へだてなく、 ひとつに尽くせ、国のため
4、千島のおくも、沖縄も、 八州のうちの、守りなり、
至らんくにに、 いさおしく、 つとめよ わがせ、つつがなく
~ 海沼 実「童謡 心に残る歌とその時代」より・抜粋 ~
Posted by 六地蔵&六地蔵の女房 at 07:31│Comments(0)
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